火起こし体験の合間に、どんぐり染に挑戦しました。
リュウキュウウラジロガシとアマミアラカシの、
事前に用意した2種類の染液をつかって、
サラシを染めました。
濃くて、力強い、立派な色が出ました!
徳之島の身近な植物でありシンボルでもあるリュウキュウウラジロガシは
①日本一大きなどんぐりのなる木
②板根(バンコン)になりやすいという特徴があります。
絞り染めということで
さらしをビー玉や石ころをゴムで好きなように縛っていきます。
どんなふうに染まるかな〜
ワクワク想像しながら縛っていきます。
ここが一番楽しい時ですね🎶
みなさんのワクワクが詰まった作品群が出来上がってきました。
そして染め液に入れてコトコト20分〜30分煮ていきます。
その後、ミョウバンで作った媒染液にまた20分〜30分つけておきます。
個性的でとっても素敵などんぐりで染めたハンカチができました!
煮たり洗ったりと、少し時間と手間のかかる作業ですが、
それがまた仕上がり作品を待つ楽しさに繋がります。
完成品は、参加者の個性に溢れた模様で、
色は優しく美しい風合いのアースカラーになりました。
火起こしも植物染めも、
身近にある材料でできることですが、
お金で買えばすぐになんでも手に入る現代において、
昔の時代にあえて遡り体験することで、
その時間の流れの豊かさや魅力が、
未来に向かって歩み続ける子どもたちの心のどこかに残ってくれればいいなあと思います。
のせたかこ
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