【活動報告】土絵の具づくり


徳之島の大地の恵である様々な色の土で

環境に負担のかけない土絵の具作りに挑戦しました!

今は簡単に絵の具が手に入りますが、

昔の絵の具がない時代、

人々は、鉱物や土、動物の骨や虫などから顔料を作り、

その顔料を糊となる膠(牛や豚、鹿、うさぎ、魚などのコラーゲン)、

または卵の黄味を使って描いてきました。

糊は今も同じように膠やアラビアガムという樹の樹液を利用しておりますが、

顔料のほとんどは現在は合成顔料が使用されております。

今回は、徳之島には一体何色位の土があるのかなどを知り、

そしてその土から糊を加えて絵の具作りに挑戦し、

土の質感を生かした作品作りに挑戦しました。




参加者それぞれに乾燥させた土を持参していただき、


その土を濾した後、


皆で色を見せ合い土をシェアしました。




徳之島の大地の色、いっぱい!







各々が違う集落で最終した土の色はバラエテイ豊かでとても興味深かったです。







いざ絵の具づくり!




でんぷん糊や卵を混ぜていきます。


そして実際に描いてみます。





土の質感を上手に生かした作品!



徳之島の雨を表現されたそうです☔️




最後の振り返りでは、

「徳之島の土にこんなに色の種類があることに驚いた!」

「土から簡単に絵の具が作れるのがとても楽しかった!」

「とても勉強になった!」などなど、

さまざまな参加者の声を聞くことができました。


英語の先生ニコラス先生も参加してくださり、


英語を交えたインターナショナルな授業になりました。


ニコラス先生は

「絵も描いたことがないし、土で絵の具を作ろうと考えたこともなかった。

今回はとても楽しく興味深い体験ができて嬉しい!」

と感想を語ってくれました。



とっても楽しい土絵の具づくりの時間でした☆








のせたかこ

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